江戸末期、ここ墨田に幕末の英雄・勝海舟が生まれたました。
サンピースでは、その足跡と精神を次の世代に伝えるため、
パンフレットや冊子の制作などを通じて顕彰活動を行っています。
「このまちに、こんなすごい人物がいたんだよ」
──そんな誇らしい物語を、デザインの力で形にしています。
In the late Edo period, right here in Sumida, the hero of the Bakumatsu era, Katsu Kaishū, was born.
At Sunpiece, we carry out commemoration activities—creating pamphlets and booklets
—to pass down his footsteps and spirit to the next generation.
“This town was once home to such an extraordinary figure.”
With the power of design, we shape and share this story of pride.
勝海舟は文政六年一月三〇日（一八二三年三月十二日）に、本所亀沢町（現在の両国公園）で生まれました。当地には父・小吉の実家である男谷家があり、海舟の一家もはじめこの敷地内で暮らしていました。文政九年（一八二六）、家を出た一家は本所の界隈を転々とし、文政十三年（一八三〇）には本所入江町の岡野孫一郎の地内へ転居しました。海舟はこの間、十二代将軍家慶の五男・初之丞のご学友として御城勤めをはじめましたが、初之丞が幼くして病で亡くなったため海舟の出世の道は途絶えてしまいました。
やがて天保十二年（一八四一）、「天保の改革」における取締により、海舟の父・小吉も虎ノ門（現在の永田町）の保科栄次郎方へ押し込めとなり、一家は本所の地を離れました。
その後、維新が成り、海舟と西郷隆盛らの尽力によって江戸城は無血開城され、本所の地も戦火を免れました。
江戸の頃より「相撲」と「料亭」で有名な本所には、維新後の海舟も料亭に招かれたり、相撲観戦に出かけたりとしばしば足を運んだ記録があります。
Katsu Kaishu was born in 1823 in Honjo Kamezawa-chō, today’s Ryogoku Park. His family lived there in his early years before moving around the Honjo area. He once served at Edo Castle as a companion to the shogun’s son, but that path ended with the boy’s early death.
In 1841, during the Tenpō Reforms, Katsu Kaishu’s family left Honjo after his father was placed under confinement. Years later, during the Meiji Restoration, Katsu Kaishu and Saigō Takamori achieved the peaceful surrender of Edo Castle, sparing Honjo from war.
Honjo, famous for sumo and traditional restaurants, remained a favorite place for Katsu Kaishu, who often visited to dine and watch sumo matches.
令和5年、幕末の英雄である勝海舟の生誕200周年を記念して、
生誕の地である墨田区内の勝海舟関連スポットを紹介したMAPを製作
墨田区内の全区立小学校・中学校に配布のほか
両国観光案内所を中心に
墨田区の施設や観光スポットで無料配布
（送料自己負担。在庫無くなり次第終了）
2023.07 『第17回勝海舟フォーラム2023』にて参加者に配布されました。
2023.09 『東都よみうり（墨田区版）』にて紹介されました。
2023.10 雑誌『散歩の達人(交通新聞社)』にて紹介されました。
勝海舟フォーラムのデザイン制作を担当!!
墨田区役所横に建つ勝海舟の銅像を建立した「勝海舟顕彰会」では、
銅像建立後も「海舟の功績を語り継ぎ、その精神を継承していこう」との想いから
毎年、海の日に「勝海舟フォーラム」を開催しております。
サンピースでは広告等のデザイン制作で、お手伝いをさせて頂いております!!
